東京人が南信州に嫁いでみた

南信州・伊那谷に移住した人の、薪ストーブのある暮らしと日々の記録です

【移住】なぜ移住なのか(ちょっとHSPについて)

 

移住についての最初のお話です。

 

「なぜ移住を選んだのか」

 

移住を考える人は、今かなり多くなっていると思います。

 

お金さえあれば、余裕さえあれば、良い場所さえあれば

移住したいと考えてはいる人、結構いますよね。

 

私の場合、どう思っていて、どう実行したかの話です。

 

 

「どう実行したか」

結論から言うと、結婚した旦那さんのご実家が気に入ったから。

「うちの地元に来る?俺が東京に行く?」と旦那から聞かれて即決で移住を選びました。

 

というわけで「どこへ移住したい?」はすんなり決まってしまって

移住検討の参考にはなりません(笑)ごめんなさい

 

でも、私は実際にその場所に行って周ってみて、「ここはいい所だなあ~」

となったので、当たり前かと思いますが、現地視察、大事です。

それも地域を何か所も周ってみるのがいいですね。

 

私が住んでいるところのメイン観光は山です。

ロープウェイで高い山に行けて、観光程度の恰好で絶景散策ができます。

私も山登りでそこに行き、旦那さんに地域の蕎麦屋を紹介してもらったのですが

そこがおしゃれというかほっとできて、景色もよくて、ここにずっといたい

と思ったのが、今思えば決め手です。

 

 

「どう思っていたか」

移住は強く望んでいました。

山が好きというか、自然の中にいるのが好きです。

でも、お金なんてない契約社員社畜でした。

定年後になったらできるのかな、程度に思っていました。

 

なので、本当に私は運が良かったとしか言いようがないのです。

結婚出来て、素敵な場所に移住もできているのですから。

 

割と最近分かったのですが、わたしは典型的なHSP(ハイリーセンシティブパーソン)でした。

HSP診断 でほぼ満点を取りました。

とにかくちょっとしたことでストレスが蓄積し、疲れやすいです。

事務所に鳴り続ける電話音、

だれかの怒る声、

特に満員電車。乗ってるだけでもつらいのに、毎日のようにおこるトラブル、

人身事故・・・そしてそれに感覚がマヒして「人身事故なう、帰れないー」なんてつぶやくようになって「これじゃいけない」と強く移住を思うようになりました。

 

「そんなの都会に住んでたら日常茶飯事でしょう?」と普通は思うのでしょうが

私は「今、どこかで人が死んでいるのに、自分のことばかり考えるようになってしまった」とどうしても思ってしまうのです。

そういう性質なので、それも肯定していこうとおもいます。

 

つまり、都会で生きるの、向いてなかったのです。

割と小さいころから、どんくさい、いじめられやすい、物事が上手くいかない方で、

「自分はほかの子より、うまく生きられないんだな」と漠然と考えていましたが、

生きる場所が向いてないと気づいたのは、やっと30代になってでした。

 

今は通勤無しの在宅勤務、勤務時間も交渉して短縮し、

気分転換に一歩外を出れば、自然の中を歩ける。

そんな生活をしていて、ずいぶんストレスが減りました。

 

 

皆さんは「なぜ移住」なのでしょうか。

私のように「今いる場所から離れたい」という人も居れば

「新しいチャレンジのため」という人も居るでしょう。

でもその動機は、突き詰めていくと移住検討の大きなヒントになるかもしれません。

 

【自己紹介】はじめまして

 

 

名前: anpan   (昔のあだ名です)

生まれた年: 1987年生まれ 30代

職業: 移住後フリーランスでWEB広告のお仕事

育った場所: 千葉県生まれ→東京育ち

 

2018年 結婚して、長野県の南側、南信州と呼ばれたり、伊那谷と呼ばれたり

    する所に嫁ぎました

2020年 1月 椎間板ヘルニアの手術

    5月 保護猫がうちの子になりました

    etc...  コロナも含め激動の1年になっています

 

移住したときの話や、新居の話、地域の話、

趣味の山登りの話を中心に

日々思うことを書いていきます